目のトラブルに漢方は効くのか?

目のトラブルは、様々な症状がありますね。

 

パッと思いつくだけでも、目の痒み、乾燥、腫れる、出来物、まぶたがピクピクする、カスミ目、充血等々あります。

 

老化による目のトラブルも多いです。また現代人は、パソコンを長時間使うことによるドライアイ、スマホのブルーライトの影響で、視力低下の問題もあります。目の疲れから来る頭痛もあります。

 

眼精疲労の場合は、例えば、ホットタオルで温めてあげるのは、お手軽に出来るのでとても良いですね。

 

漢方では、「気・血・水(き・けつ・すい)」という3つのバランスを見ます。

 

簡単に言うと、「気」は、エネルギー、「血」は血液、「水」は血液以外の水分、体液のことを指します。

 

どれが弱っても体の不調が起きるのですが、特に目に関しては、「血(けつ)」の問題があると考えます。東洋医学では、目の使い過ぎは、「血」が消耗すると考えるのです。

 

目には、たくさんの毛細血管が走っています。そして、目に栄養と酸素を運んでいます。このことから、目のトラブルは、血液のトラブルと言っても過言ではないでしょう。

 

よって、栄養や酸素を運ぶ「血」、すなわち血流を良くしてあげることが大事です。

 

また、東洋医学では、「肝・心・脾・肺・腎」と体を表すものがあります。

 

漢方的に、「血」と深いつながりがあるのは「肝(かん)」。これは、西洋医学的でいう肝臓と同じように考えてもらえば良いでしょう。ただし、もっと広い意味で精神的な部分まで入ります。

 

ここは、ストレスの影響も受けやすい部分でもありますので、「気」が滞りやすくなることも考えられます。

 

また、「腎(じん)」という部分とも深い関係があります。ここは、腎臓と思っていただいて良いですが、老化とも深くつながると考えられる部分です。

 

よって、これらを補うように一般的に良く使われるのは、杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)、八味丸(はちみがん)、牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)等があります。

 

杞菊地黄丸には、目に良い菊花(きくか)という成分が含まれます。漢方薬までは飲まなくても・・という方は、毎日のお茶を、菊花茶に変えて飲むのも良いかもしれません。

 

目のトラブルも、ストレス、老化、免疫の低下等、原因も様々です。漢方も、その症状によって、何を使うか様々です。

 

日頃から漢方で。体のバランスを良くしておくと、目の疲れ方やトラブルの頻度も減ってくるでしょう。

 

防風通聖散


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