ひざの痛みにきく漢方薬

スポーツをやっている方であれば、ひざの故障で大変な思いをされた方も多いことでしょう。

 

しかしながら、年齢と共にひざに痛みが出てくる方も多くなります。変形性膝関節症と言われるものが多いと思います。

 

ひざが痛くなるのは、関節にあるクッションの役目をしている軟骨と軟骨がぶつかりすり減っていくことが原因です。

 

軟骨が減ると、今度は硬い骨と骨がぶつかることで炎症を起こし、痛みを生じるのです。老化現象の一つでもあります。

 

関節液や筋膜、筋肉、靭帯などもあるので、ケガによっては骨の痛みだけではありません。

 

若いうちは、気にもしなかった部分かもしれませんが、歩く、階段の昇り降り、正座、走る等、ひざの役目は大きく、痛みが出た時やケガをしてみて、初めて健康の有難さを感じるのかもしれません。

 

一般的には鎮痛剤を飲んだり、ひざにたまった水を抜いてもらったり、ヒアルロン酸注射を打ってもらったりして、痛みの軽減をしていくことが多いと思います。

 

しかし、ひざが痛い時にも漢方で対応できるものがあるのです。

 

漢方では「気・血・水(き・けつ・すい)」という3つのバランスを見ます。

 

ひざの痛みも、そこだけというピンポイントで見るのではなく、全体を見る事が大切なのです。

 

また、「肝・心・脾・肺・腎(かん・しん・ひ・はい・じん)」というところ、体のどこの機能が落ちているのかを見て、その人に合ったものを選びます。

 

例えば、雨の日に痛みが出やすい方は多いのではないでしょうか?こういう方は、体に「水」をため込みやすい方と言えます。

 

また、体も冷えやすい方が多いです。

 

このような方は、胃がポチャポチャする、むくみやすいことも多いので、日頃から自分の体の変調に気をつけておくと良いですよ。

 

一般的に、ひざの痛みに良く使われる漢方は「防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)」、「芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)」等があります。

 

ひざは体全体を支えます。体重が増えたことにより、ひざに負担がかかってしまう方もいらっしゃるので、その場合は、体重を落とすことも必要です。

 

やはり不摂生をしないように心がけるのも大切ですね。

 

ひざの痛みの為に外出がおっくうになっていた方も、漢方を飲んで、今までのように元気に歩ける毎日を楽しんでください。

 

防風通聖散


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