貧血を治す漢方薬

血液の赤血球が、細胞に酸素を運ぶ役目をしているのですが、この赤血球が少ないことにより、酸素が足りない状態になることを貧血と言います。

 

貧血、または貧血気味の女性は結構多いのではないでしょうか?

 

東洋医学では、「気・血・水(き・けつ・すい)」というバランスを見ていくのですが、貧血は「血」に相当します。

 

漢方でいうところの「血」は、体を潤す、栄養を体全体に行き渡らせる、体温を運ぶ等々の役目を持ちます。

 

これらが足りない状態を「血虚(けっきょ)」と言います。

 

よく、血が足りない「血虚」ですね、という言い方をしますが、貧血と全く同じではありません。

 

しかしながら、この「血虚」により現れる症状は、メマイ、だるい、顔色が悪い、爪の色が薄い等、貧血と似たようなものも多いです。

 

また、それ以外にも、肌が乾燥したり筋肉がつったり、精神面にも影響を与えるので、眠れない、不安感が強い、やる気が起きない等も現れてきます。胃腸の弱い方も「血虚」になりやすい方が多く見られます。

 

「血」を作れない人、「血」を使い過ぎている人、とタイプも違いますので、自分の体の不調を全部書き出してみるのも良いかもしれません。貧血や「血虚」と気がついていないかたもいると思います。

 

特に女性は、毎月の生理がありますので注意してくださいね。

 

漢方では、血をキレイにしたり血を作ったり、巡りを良くしたりするものが多いので、体調管理に役立ちます。

 

また、胃腸が弱い方や精神的な症状が出ている方にも、漢方はおススメです。

 

一例ですが、「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」、「加味帰脾湯(かみきひとう)」、「四君子湯(しくんしとう)」、「人参栄養湯(にんじんえいようとう)」等、を使います。

 

女性は、血の巡りを良くしたり、胃の調子を良くすることで、体調が良くなる方が多いのです。

 

よって、結果的に、貧血症状だけでなく、冷えが良くなったり、髪の毛の艶が戻ったり、お肌の状態も良くなることにつながります。

 

女性の不定愁訴は、「血」と深い関係があります。

 

毎日の食事にも気をつけ、漢方で体質を整えていくことが健康な体作りに必要なことかもしれません。

 

防風通聖散


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