目覚めが良くなる漢方薬

あと5分・・・、と毎朝目覚まし時計と格闘する方も多いのではないでしょうか?目覚ましが鳴り、サッと起きられる人もいれば、そうでない方もいます。

 

ぐっすり眠れているかどうかという眠りの質や、睡眠時間の差、体力、疲労の度合いの違いなのかもしれません。

 

体が疲れすぎていても寝付けないことがあります。

 

漢方では、「気・血・水(き・けつ・すい)」というバランスを見ます。

 

簡単に言い換えると、「気」は、「エネルギー」、「血」は、栄養成分を運ぶ血液、そして、「水」は、「血液以外の水分、体液」の事です。

 

目覚めが悪い方は、このバランスが悪い方が多いです。特に「気」が足りていない方は、体力も無くなるので、起きる気力も落ちてしまいます。

 

この「気」は、「脾(ひ)」(東洋医学では、消化機能全般)で作られると考えます。

 

簡単に言うと、気=エネルギーを胃腸で作るという事です。エネルギーがないと体は動きません。よって、胃腸機能が低下している方も、朝が弱い方が多いと思います。

 

この場合、「水」の巡りも悪くなっていると考えられます。胃のあたりがポチャポチャしたり、むくみが強い人は、「水」の巡りが悪くなっています。

 

そして、「気」がきちんと巡っていないと、「血」の巡りまで悪くなってしまいますので、朝起きられなくなるのも当然かもしれません。

 

いろんなタイプがありますが、「気」に関係する「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」や「六君子湯(りっくんしとう)」、「血」に関係する「四物湯(しもつとう)」、「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」、「水」に関係する「苓桂朮甘湯(りょうけいじゅっかんとう)」、「牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)」等を使います。

 

もちろん、混合型の方もいると思いますが、現在、どこが一番弱っているかを見て、漢方を選ぶと良いでしょう。

 

まず、食事の内容、睡眠時間、運動、体が冷えていないか等を見直していくことが大事です。また、足りないところを補い、流れの悪いところはスッキリと流していくのが漢方ですので、漢方を飲んで体質改善をしていくと、良く寝た〜、とスッキリ目覚めの良い朝を迎えられますよ。

 

防風通聖散


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