防風通聖散の効果・効能 | にきび(ふきでもの)を治す漢方薬

漢方薬でにきび(ふきでもの)を治すというイメージはあまりないかもしれませんが、防風通聖散の効果の一つににきびを治す効果があります。

 

にきびがどうしてできるのか?そして、防風通聖散でにきびを治すことができる理由は?を詳しく解説していきます。

 

  • にきびができる原因
  • 防風通聖散でにきびを解消できる理由

 

ふきでもの、ニキビは正式名称は尋常性?瘡(じんじょうせいざそう)と言われ、思春期によくみられる皮膚の疾患です。

 

尋常性という意味は、「特別ではなく、普通の、当たり前の」ことを指しています。実際ニキビはほとんどの人が経験したことのある皮膚病だと思います。

 

思春期には、大人になっていく過程でホルモンの分泌量が増えて、そのホルモンにより皮脂が多く出てしまい、特に顔でも額や鼻など皮脂が出てきやすい場所にできることが多かったと思います。

 

しかし、大人になると、今度は違う原因でニキビができるようになります。それが世に言われる大人ニキビです。

 

大人ニキビは、ニキビができる過程としては同じなのですが、すこし原因が違ってきます。

 

よく言われるのは、生理前になるとできる場合です。

 

これは毎回女性の体の中でホルモンの量がかわっていくことで生理が起こるのですが、その過程で多くなってくるホルモンであるプロゲステロンは皮脂を出していく性質があります。女性であるというだけで避けられない事実です。

 

またこのホルモン、プロゲステロンにより便秘も引き起こされる傾向にあります。便秘もニキビの原因のひとつにあげられます。便秘の状態というのは便という不要なものを体に貯めていることになります。

 

それは体の循環、食べ物を食べて消化し、体に必要でないものは外に出す、という一連の行程を途中で止めてしまっていることになります。

 

それでは循環は止まり、それが最終的には体の新陳代謝そのものを遅らせる原因になりえます。

 

そのため肌の新陳代謝にも影響が出てくるのです。ニキビはそのために起こってくる現象のひとつです。

 

防風通聖散でふきでもの(にきび)が解消される理由

 

ボウフウ、ケイガイ、レンギョウは皮膚へ効果がよく知られています。その中でも抗菌作用があるレンギョウは特にケイガイとの混合処方により、ニキビに大きな効果があります。

 

レンギョウは特にこの殺菌作用から皮膚の病気の中でも化膿性皮膚疾患に使われます。

 

ニキビはアクネ菌が毛穴で多く増えてしまい、中で膿を持っていることが多いので、レンギョウはそれを解消するように働いていると考えることができます。

 

また防風通聖散には便秘を解消する作用のあるダイオウ、ボウショウも入っています。

 

このことから防風通聖散は皮膚の状態をよくするという面からも、またニキビの原因となりうる便秘を解消していく面からも、ニキビに効果的な漢方と言えます。

防風通聖散


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